未承認薬・適応外薬の開発要請、最多はファイザーの7件(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は5月21日、学会や患者団体などから寄せられた未承認薬・適応外薬の開発要望374件について、同省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」が審議した結果を踏まえ、「医療上の必要性が高い」と判断された109件の開発要請を関連企業に行った。開発要請が最も多かったのはファイザーの7件(共同開発含む)。また、現時点で開発要請先が見つからず、開発企業の募集を行うのは17件だった。

 開発要請された製薬企業は50社。ファイザー以外では、塩野義製薬が6件、ノーベルファーマとノバルティスファーマが各5件、サノフィ・アベンティスと中外製薬、グラクソ・スミスクラインが各4件などとなっている。

 ただ、エノキサパリンナトリウムの「急性冠症候群におけるPCI施行時に使用」については、サノフィ・アベンティスから「海外と日本の医療環境の違いなどの状況から、開発を進めて承認を受けたとしても、その意義が乏しい」とする意見の提出があり、厚労省は開発の要請を保留している。


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